回線の1Gbpsってどれくらいの速さ?何ができるの?

光回線や携帯電話の契約ページなどでみかける「通信速度最大〇〇Mbps」とか「下り最大2.7Gbps」とかよく見かけるのではないでしょうか。そもそもこの1Gbpsって速度が何を表しているのか、また1Gbpsあると何ができるのか。このあたりを解説していこうと思います。

1Gpsの速さはどれくらい?

まずは通信速度の速さ表記に利用されるbpsやGpsといった単位について説明します。これがわかると速度表記になぜ使われているのかがわかるはずです。

bps(ビットパーセコンド))の単位について

bpsはビットパーセコンド、Gbpsはギガビットパーセコンドのことを表しています。ビットというのはコンピューターがあつかう最小の単位で、データ量をあらわす基本的な単位のことです。

ギガは10億倍を表しています。ビットパーセコンドは毎秒のことです。1Gbpsは毎秒10億ビットのデータ転送ができることを意味しています。

要するにGbpsは1秒あたりに送信(受信)できるデータ容量のことです。

この数値は大きければ大きいほど通信速度は速くなります。

オンラインゲームや4k動画などは通信速度によって快適に利用できるかどうかが大きく変わります。快適に通信するためには通信速度が速くないといけません。

1Gbpsは何Mbpsになるのか

1Gbpsの1000分の1が1Mbpsです。ですから1Gbpsは1000Mbpsになります。

MbpsよりもGbpsのほうが高速です。ここは間違えないようにしたいところです。

それでは次に各コンテンツに必要な速度を見ていきましょう。

コンテンツ別に必要な通信速度を確認しよう

インターネットで利用するコンテンツによって必要になる回線速度は変わります。そこでコンテンツに応じた必要通信速度を調べてみました。

コンテンツ 必要な通信速度
サイト閲覧 1-10Mbps
メールなどのテキスト 128kbps-1Mbps
SNSなど画像あり 2~10Mbps
オンラインゲーム 10Mbps以上
動画フルHD 3Mbps
4k動画 20Mbps

あくまでも目安です。ご覧いただくとわかりますが何をしても1Gbpsが必要な通信はありません。30Mbpsほどでていれば困ることはなさそうですし、50Mbps出ていれば困ることもないでしょう。

またオンランゲームでもFPSなどは通信速度も重要ですが、応答速度も重要です。Ping値と言われますがこちらは数値が小さければ小さいほどいいです。通信遅延や同期ズレ(ラグ)が起きるのはPing値の問題だったりもします。このあたりの問題は別記事にまとめていきます。

1Gbpsの光回線を契約したら1Gbpsでるの?

最大通信速度が1Gbpsの通信プランを契約したら1Gbpsの速度がでるのでしょうか。いいえ。この速度ははでません。この数値は理論値といってあくまでも理論上の通信速度です。

光回線業者や携帯事業者が提供している通信回線はベストエフォート方式がとられています。

ベストエフォート(best effort)とは、日本語でいうと「最大限の努力」といった意味になります。インターネットの世界においては、回線業者が提示した最大通信速度を上限とし、最大限に努力した速度でインターネットに接続することを意味します。ベストエフォート型とは? 回線速度の指標

このように回線は複数人が同時接続するために込具合に応じて通信速度が低下します。ですから1Gbpsの回線を契約しても200~300Mbpsでていれば速い方ではないでしょうか。先程のコンテツに応じた速度と照らし合わせても十分な速度がでているのがわかるでしょう。

通信速度が遅いと感じるなら

インターネット接続の速度が遅いと感じるならまずは通信速度の計測を行いましょう。通信速度の計測は無料でできますし、一瞬で終わります。

Fast.comのようにインターネットでページを開くだけで回線速度を計測してくれるサイトもあるので、1Gbpsの光回線を契約しているのにあまりにも速度が遅く感じるなら一度速度を計測してみましょう。

1Gbps回線を契約しているのに速度が遅いなら

さきほどベストエフォートの方式の説明にも書きましたが、インターネット回線は常に複数人が同時接続しているためにどうしても速度が遅くなります。18時以降の時間帯に極端に速度が遅くなるようなら、現在のインターネット接続方式の問題かもしれません。

インターネットは契約してからとくに何も触ってないようならIPoE方式(IPv6 over IPv4)に変更すると劇的に速度が改善することがあります。

IPoE方式の接続は無料でできることが多いです。この方法は即効性があるのでおすすめです。

LANケーブル・ルーターを変える

こちらも古くなってきているとそもそもの規格が古すぎて速度が出ないケースもあります。またIPoE方式に変更する場合はIPoE方式に対応したルーターが必要になります。

LANケーブルなどは最新の規格に変更するだけで速度が上がることがあります。これもすぐにできるのでおすすめです。