2017/11/4
「椿島上陸大作戦」
椿島ってどんな島?
というわけで先日、椿島に行ってまいりました。
島は国有林のため入るには許可が必要。
そして島に渡るための船も必要。
・ふるさと教育活動の一環として
・島内の自然環境及び歴史的な価値を学習
などなど、そんな理由を付して、関係の皆様方にお願いをして実現することができました。わらすこ探検隊、初めての上陸です!
今回の申し込みは定員と同じ20名。当日やむを得ず欠席となった子もいましたが、残念だったなぁ。漁船2隻で島に近づき、上陸にあたっては小舟に乗り換え。上陸してすぐ、急斜面にハシゴをかけ、軽く山登りのようなことをしながらたどり着いた場所には、普段は目にすることのできない世界が広がってました。
今回、先生役を務めてくれたのは、後藤一磨さん。
自然に歴史に、なんでも詳しい町の博士です。
タブノキはじめ、島内の植物について語りながら、歩き回る。歩き回った先にたどり着いたのは、椿島神社。
ここでさすが博士。
自然の話から歴史の話へチェンジ。
神社には牛頭天王が祀られているということもあり、スサノオノミコトの話から日本神話へ。天照大神の天岩戸の伝説や大蛇・ヤマタノオロチの伝説など、子どもたちも興味津々でした。
島内にある大木に触れながら、時に樹上を見上げながら、自然の中の「助け合い」「支え合い」についても語ってくれた先生。自然と歴史、自然と人、人と人、本当にたくさんのことを学ぶことができました。活動前は少し難しい講座になるかな...と勝手に不安になってた担当者でしたが、終了後、何人もの子どもたちからすごく楽しかったとの声を聞きました。開催できて本当に良かったです。
(追伸)終了後は船を出してくれた漁師さんのご好意で牡蠣汁をいただくことができました。島から帰ってきた頃には子どもたちの体も冷え切っていたので、とてもとてもありがたかったです。心から感謝いたします。
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