楽天アンリミットを無制限ポケットWifiとして利用できるのか?検証してみる

楽天アンリミットを無制限ポケットWifiとして利用できるのか

これからポケットWifiの契約を検討しているなら、まず最初に検討すべきなのが「楽天アンリミット」です。

なぜなら「無制限」のデータ通信で「月額料金が安い」からです。ただデメリットがないわけではありません。そのあたりを含めて解説していきます。

楽天アンリミットとは

楽天アンリミットは令和2年4月にサービスをスタートした携帯電話サービスです。総務省に周波数の割当をうけて第4の携帯事業者として運営を開始しています。

後発なので「エリア」がまだまだ広がりきっていないなどの問題もありますが、楽天の基地局整備がすすんでいない地域ではauがパートナー事業者として回線を貸し出しています。

そのため楽天の整備が進んでいる地域では楽天回線をその他の地域ではauの回線で通信できるのでエリアで困ることはないでしょう。

楽天アンリミットの通信制限について

楽天アンリミットはデータ通信量「無制限」ですが、制限はあります。楽天のホームページに記載がありますが「公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります」となっている通り通信量が多くなると制限がかかる仕組みになっています。

ですからまずは通信制限の仕組みを把握しておきましょう。通信制限も「楽天エリア」での制限と「auエリア」での制限がありますからそこを混同しないように気をつけてください。

楽天エリアでの通信制限

楽天エリアでは月間のデータ通信制限はありません。この点はWiMAXと同じです。

WiMAXは3日制限がありますが、楽天は1日制限があります。公式から正式に発表があるわけではないのですが、1日の通信量が10GBを超えると通信速度が3Mbpsほどに低下します。

解除されるのは夜の0:00です。

auエリアでの制限

auエリアでは月間制限があります。1ヶ月で利用できるの5GBまで5GBを超えるとauエリアでは1Mbpsほどの速度に制限されます。

月末に解除され月初からはまた5GB利用できるようになります。

制限まとめ

少し分かりづらいので一覧にします。

楽天エリア auエリア
1日制限 あり/制限速度3Mbps なし
月間制限 なし あり/制限後1Mbps

au回線の制限は月に5GBまでと明記されているのでわかりやすいのですが、楽天回線の1日制限はどこにも書かれていません。あくまでも「公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります」の範囲内で制限がかけられています。

ですから気づいたら制限が厳しくなっていた。なんてことも有り得るということは覚えておいてください。

楽天アンリミットの通信料金

楽天アンリミットは初めての契約者に対して1年間無料になるキャンペーンを行っていました。キャンペーンは2021年4月7日に終了しています。

1年間無料のキャンペーンが終了して現在は「3ヶ月無料のキャンペーン」が開始されています。

3ヶ月無料のキャンペーン

楽天アンリミットでは現在プラン料金3ヶ月無料キャンペーンを行っています。最初の1回線目の契約は3ヶ月間のプラン料金0円で利用できます。

この3ヶ月間はデータ通信のみなら料金がかかりません。

3ヶ月以降の料金はデータ通信だけなら3278円で使い放題です。

ポケットWifiとしても利用可能

楽天アンリミットはモバイルルーターも販売しています。そのためポケットWifiとして利用することが可能です。

販売されている機種は3機種あります。

  • Rakuten WiFi Pocket
  • Aterm MP02LN
  • Aterm MR05LN

これらのモバイルルーターをセットで購入するとポケットWifiとして運用できます。

モバイルルーターを利用しても楽天回線やパートナー回線(au回線)を利用できるのは携帯電話で楽天回線を利用するのと変わりありません。

ポケットWifiを利用することで、パソコンやその他の機器への接続を気楽にできるようになります。

機種もRakuten WiFi Pocketを契約すれば機種代金は1円ですみます。

楽天アンリミットをポケットwifiに選ぶメリット・デメリット

ここまで楽天アンリミットの概要を見ていきました。

ここからは実際に契約をするメリット・デメリットを検証していきます。

デメリット
  1. エリアが狭い
  2. サポート体制が悪い

エリアが狭い

楽天アンリミットのエリアマップを見ていただくとわかりますが、パートナー回線エリアがまだまだ広く残っています。

楽天は後発な上に、電波を広く届けることができる「プラチナライン」の周波数帯が割り当てられていません。ソフトバンクも最初はプラチナラインの割当がなくかなり苦戦していました。

auに回線を借りているので通信ができない場所は少ないのですが、auエリアでは月に5GBまでしか使えません。これではポケットWifiの役目を果たせません。

サポート体制が悪い

サポート体制がわるいというかサポート側でできることや知識量が少ないのであまり役に立ちません。

こうした声も多く聞こえます。あくまでもオンライン契約に不安がない人でないといろいろ面倒です。

メリット

メリット
  1. 月額料金が安い
  2. 機種代金も安い
  3. 縛り期間なし
  4. 事務手数料なし
  5. 通信制限がWiMAXより緩い

メリットを説明する前に一覧表にしてみました。このほうが分かりやすいので。比較対象は今月のキャンペーンでもっとも安い料金プランになっているGMOとくとくBBと比較してみましょう。

楽天アンリミット GMOとくとくBB
実質月額 3278円 3565円
機種代金 1円 0円
縛り期間 なし 3年
事務手数料 0円 3300円
制限 1日10GB 3日15GB

実質月額は契約期間中の料金を合算して割引分を引いた金額を契約月数で割って算出しています。楽天は縛り期間がないのですが、条件を揃えるために同じ3年間利用したときの料金で算出しています。

一覧で見ていただくと一目瞭然ですが、それぞれの項目を解説していきます。

月額料金が安い

先程の一覧で見ていただくとわかりますが、月額料金で月287円違います。

料金は安いほうがお得ですから料金面では楽天が圧勝です

機種代金も安い

楽天の場合にはモバイルルータータイプで3種類の機種が販売されています。その中で最も安価なのはRakuten Wifi Pocketです。この機種なら1円で契約ができます。

WiMAXも3年契約なら端末が無料になります。ですから端末ではどちらを契約しても変わりません。

縛り期間なし

楽天は縛り期間がありません。WiMAXは3年の縛りがあります。この差は大きいです。もしポケットwifiが不要になれば解約をすればいいし、他にもっと条件のいいプランが発売されれば乗り換えればいいでしょう。

WiMAXは3年契約途中の解約には高額な違約金がかかります。

事務手数料なし

楽天アンリミットもサービス開始当初は事務手数料が発生していました。しかし2020年11月4日から事務手数料が無料となっています。

事務手数料だけでも1ヶ月分くらいの料金となるため、事務手数料がなくなるだけで1ヶ月分の料金値引きと同じ効果になります。

通信制限がWiMAXよりも緩い

パートナー回線の制限はきついですが、楽天エリアであれば1日10GBほどの利用が可能です。10GBを超えると速度がおおむね3Mbpsほどに制限されます。

WiMAXは3日10GB制限ですから比較すると楽天アンリミットはWiMAXの3倍通信ができて、制限後の速度も3倍速いです

まとめ

楽天アンリミットはまだまだエリアが狭い問題がありますが、契約しても事務手数料0、もし利用しなければ、月額料金もかかりません。非常にリスクが少ない状態で契約することができます。

最も多く利用する場所(自宅)などで楽天がすでにエリアならまずは楽天を契約して利用してみることをオススメします。

もしそれで不便ならその後WiMAXを契約するのでもいいのではないでしょうか。